2009年1月アーカイブ
そもそも、解離性同一性障害って何?
男なの?
と、何度同じ質問をされた事だろう。
私は、過去の日記でこんな事を書いています。
「日を増す毎に、解離性同一性障害の説明がうまくなっていく事が嫌です。
そして、日本にはこの事に関する資料があまりに少ないのに困惑しています。
何で医者は治療が出来ないんだろう、
何で認知されていないんだろう
社会に対しての不満や苛立は積もる一方です。」
時はそれから3年経ち、
今では
暗い性格だったなぁ〜
と、笑い吹き飛ばせるくらいになりました。
私が内部のいらいらを初めて外に吐き出すきっかけとなったのは、
2006年に企画した、解離性同一性障害をテーマを取り上げた舞台公演でした。
怒りのまま舞台脚本に描き、それを舞台上演しました。
その結果、多くの人からの反響を得、全国新聞にも載りました。
嘆くばかりでなく、自分が自ら発信していけば、誰かが聞いてくれる、という事を実感してから、私はとてもポジティブに生まれ変わりました。
世の中のあらゆる事に不満を感じ
障害のせいで集中出来ない事にいらだち、
そして仕事が思うように出来ないこの自分に対して憎しみを持ち、
交代人格を恨んでいた時期はとってもつらかったです。
マイナスにしか考えられない思考回路が一度作り上げられると、
人はなかなかそこから立ち直れないんですね。
そんなあの時の自分の事を、人生のデフレスパイラル期と呼んでいます。
私は小学校の時から自分の記憶の異変を感じていたので、
精神的な問題と向き合ってもう10年以上になります。
一時期は家族や友達とも関係が途切れ、ホームレス状態にもなりましたから、
ネットカフェの問題が流行る前、
流行を先取りするかのように、
帰る家がないという寂しい生活をしていた時もありました。
帰る家がある事、
あったかい布団で眠れる事、
ご飯を誰かと食べられる事、
自分の中に血が流れている事、
その全てが、今の私には有り難いのです。
小さな事に感謝出来るようになると、世の中を優しく見れるようになります。
そうすると、とっても小さな事でも感動出来るようになる
だから、毎日が幸せです。
いい笑顔は、人を幸せにする。
健康的な心は、人をも優しくする。
肝心なのは、やっぱり愛ですね
北川和歌子 wakakokitagawa@livedoor.com
始めまして 北川和歌子です![]()
今日から、当たり前プロジェクトブログに参加させて頂くことになりました![]()
私は自身が解離性同一性障害を診断された、障害を持つ当人です。
診断されてもう3年半くらいになります、
診断された所では
「当院では治療出来ないので他をあたってください」
と言われ、紹介状も頂けずに、受診を断られました。
その後町医者をまわったり
大学病院に行ってみたりと、治すきっかけを得ようと努力しましたが、結局何件も断られ、病院を探す事に疲れました。
そのつど自分に差別感を抱いたり環境に失望したりと苦しみましたが、
母親が相談していた病院に私も行くことになり、県をまたいで引越ししました。
そこでようやく落ち着きを取り戻し、去年、留学が出来るほどまでになり、
今では夢も持ちながら日々を歩んでいます。
解離性同一性障害は簡単に言うと多重人格です。
そういう私を認めて付き合ってくれている友達には本当に感謝し、私の周りの理解力の高さには驚かされます。
自分を責めること、知人、他人を責めること、国を責めること、
人は弱いものですから、マイナスに考え出すとあらゆる原因を自分に結びつけ、そして自分の世界で悲しみます。
不幸というのは、それは良くも悪くも、後に感じる幸せ感を増してくれるに欠かせない要因だととらえています。
私は診断されてから、色んな人に会い
色んな事を言われ
悲しんだり嬉しがったり悔しく思ったり
本当にあらゆる感情を抱きました。
精神障害を持つ当人が、社会や、障害を持つ人や、それを支える人たちに何かメッセージを残していけたらなと思います。
そして私自身も、ここで何らかの、人と人との繋がりを見出せていけたら幸いです。
よろしくお願いします。
北川和歌子![]()




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