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vol.14  障害者が気になる理由

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「ぷかぷか」を撮影したり、ブログに書いたりしていることを第三者に話すと、「あなたは、なぜ、そのような活動をしているのですか?」という質問を受けることがある。

 

似たような質問は、これまでも何度か受けたことがある。

10代から付き合いのある友人から尋ねられたこともあるし、最近、親しくなった方から質問されたこともある。

 

私は、NPO法人OurPlanetTVや、国際障害者スポーツ写真連絡協議会(パラフォト)を通じて、障害者の創作やスポーツについて記事に書いたり、映像作品を制作して発信してきた。

 

たしかに、「障害」にこだわっているのは事実だ。

プライベートな時間を使って障害者に関わる場に足を運んでいるので、他人から見ると、「なぜ?」という質問が出るのも自然なことかもしれない。

 

しかし、「なぜ?」と聞かれたとき、私は答えに困ってしまう。

 

強いて答えを出せば、「障害者が気になる」ということだろうか。

そして、「自分自身が、障害者だったら?と想像することがあります」と説明する。

 

障害を持っていても、居場所がある。

さまざまな人と関わることができる。

仕事があり、収入があり、自立ができる。

1人の人間として存在価値を周囲の人に認めてもらえる。

活き活きと、楽しく、自分らしく生活できる。

障害を持っていても、そんな社会で生きていけたらいいなと思う。

 

しかし、「自分が、障害者だったら?」という視点で考えたとき、目の前にある状況や、世の中について、「これは、気持ちがよくないかもしれない」「もっと、こうだったらよいのに」などと感じることがある。

 

理想と現実の溝(ギャップ)を感じたとき、それに対して、知らない顔をするのは嫌な性分なのかもしれない。少しでも何かしたい気持ちになってくる。

 

なぜなら、障害を持つか、持たないかは、個人が選んだものではないからだ。

私が、障害を持たずに生まれ、生きてきたことは、偶然だったといえる。

 

障害者が抱える問題は、いつか、私自身の問題になるかもしれないと思う。

障害者のために何かをしてあげたいというよりも、自分のために何かしたいのだろう。

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プロフィール

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  • 由香里
  • 出版社勤務の会社員ですが、障害者に関連するテーマで取材し、市民メディアOurPlanetTVのWebサイトなどで発信しています。障害者の就労について関心があり、働く場が広がっていくような情報発信をしていきたいと考えています。
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