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>第1回 障害、基本の「き」

2.障害にはどんな種類があるのか

「身体障害」、「知的障害」、「精神障害」の3つに大別される

障害者対策の基本的理念を示す法律「障害者基本法」では、障害者の定義を「身体障害、知的障害、または精神障害があるため長期にわたり日常生活、または社会生活に相当な制限を受ける者」としている。障害には1)身体障害、2)知的障害、3)精神障害の3種類があり、全障害のなかで、身体障害が占める割合がもっとも高い。

1)身体障害とは、身体機能の一部に不自由があり、日常生活に制約がある状態のことをいい、身体障害者福祉法では、「視覚障害」、「聴覚・平衡機能障害」、「音声・言語・そしゃく機能障害」、「肢体不自由」、「内臓機能などの疾患による内部障害」の5種類に分類される。

2)知的障害は、日常生活で読み書き計算などを行う際の知的行動に支障がある状態で、知能指数が基準以下の場合に認定される。知的障害者福祉法では、知的な能力発揮の程度などが個々によって異なるため、細かい規定を設けていない。法令では、「発達期(おおむね18歳未満)において遅滞が生じること、遅滞が明らかであること、遅滞により適応行動が困難であること」の3要件が基準とされている場合が多い。このため、成人になって、病気や事故、認知症などにより知的機能が低下した場合は「知的障害」には含まれない。

3)精神障害は、脳および心の機能や器質の障害によって起きる精神疾患によって、日常生活に制約がある状態をいう。統合失調症や躁うつ病、うつ病などの気分障害、神経症、パニック障害、適応障害など、様々な疾患がこれに該当する。また、精神の変調が髄膜炎、内分泌疾患などの身体疾患によって引き起こされる場合もある。精神保健福祉法では、「統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患」と定めている。

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