回答受付中
専門家からの回答
![]() TOP 回答者 | 泌尿器科看護師 佐伯優菜 包茎手術のオペナースとして10人以上のドクターの手術介助につく。包茎手術カウンセリングも行いながら、より患者に近い立場から包茎手術のリアルを発信中。オペについた患者数400人以上。 |
軽度のほうけいなら可能かも
切らない包茎手術といえば何種類かあります。
①包茎リング、包茎テープ、包茎パンツ等
どれも剥き癖をつけるための道具です。
ほとんど効果がない、もしくは一時的なものです。
②キトーくん
ハサミのような形をした、バッキバキに恐ろしい包茎矯正器具です。
前述の包茎リング等と違って、金属を直接包皮口に差し込んで押し広げていく本物のハードコア矯正器具です。
狭窄型包茎であるカントン包茎や真性包茎であれば包皮が伸びていくことで亀頭が露出しやすくなるという効果が確かにあります。
ただムチャクチャ痛いのと、時間がかかるのと、包皮が広がっても長さが変わらないので、亀頭が小さければ皮は被りやすいままです。
包皮は長くなくて狭窄のある軽度カントン包茎の人ならワンチャンイケるかも。
③切らない包茎手術
昔はいろんな美容外科でやってたんですが、さいきんではとんと見なくなりました「切らない包茎手術」。
これはナイロンの糸で包皮を縫い付けておくことで亀頭を露出させるという超安易な手術方法です。
糸で固定されているので当然外れれば戻るし、なによりも体を動かしたときに引きつれたりするので大変不快です。
永久的なものではないので、剥き癖がつくか試してみたい、とか温泉旅行があるからその時だけ剥けておきたい、とかそういう一時的なものです。逆に言えばそういう人にとってはばっちりな方法ですね。
「切らない包茎手術」って患者様からするとすごく魅力的なんですが、そういうわけであまりにも評判が悪いので徐々になくなってしまいました。
今でもやってるのはノーストクリニックさんぐらいですかね。