赤ちゃんの包茎はいつまでに治るの?どんな場合に治療が必要?

赤ちゃんのときは言葉をしゃべれませんので、親がこまめに様子を観察しなければなりません。

熱はないか、食欲はあるか、などはわかりやすいかもしれませんが、意外とわかりにくいのが子どものおちんちんの問題。

特になかなか皮が剥けないので「包茎なんじゃ?」と心配になってしまいますよね。

そこで今回は、赤ちゃんの包茎はいつまでに治るのかについて、説明します!

目次

赤ちゃんは包茎で当たり前!ほとんどの場合は心配不要

まず知っておくべきなのは、赤ちゃんのうちはみんな包茎で当たり前、という事実です。

おちんちんの心配をするよりも、他の体調面に気を配ってあげるべきですね。

だからと言って、完全におちんちんのことを気にしないのも難しいかもしれませんので、赤ちゃんのおちんちんがどうやって剥けるようになるのかを紹介します。

生まれつきおちんちんの皮が剥ける子どもはいない

https://twitter.com/KobaKobauro/status/1336105999225143296

赤ちゃんのときは、おちんちんは皮の被った包茎状態。

しかもそれだけでなく、おちんちんの皮と亀頭がくっついた状態になっているので、剥けなくて当たり前なんです。

逆にムリヤリ引っ張って剥こうとすると、くっついた亀頭と包皮をムリヤリ引きはがそうとするのと同じですから、赤ちゃんが痛がってしまいます。

なかなかこの痛みについてはイメージしにくいかもしれませんが、怪我したあとにできたカサブタを、ムリヤリ剥がそうとするようなものでしょうか。

そんなことされたら、大人でも泣いちゃいますよね。

3~4歳までに恥垢が溜まって皮が剥けるようになる

赤ちゃんのおちんちんはずっと皮を被ったままなので、少しずつ皮と亀頭に間に恥垢、いわゆるチンカスが溜まります。

この白っぽい、または黄色っぽいチンカスが溜まっている様子は、皮の上から透けて見えることも。

チンカスと言えば臭くて不潔なイメージがありますから、そんなものが溜まっていて大丈夫なのか、心配になりますよね。

でも赤ちゃんの場合、このチンカスが溜まることで、くっついていた亀頭と皮が剥がれるようになるんです。

亀頭と皮が剥がれるようになれば、その隙間からチンカスは自然と出てきます。

嫌われ者のチンカスが、その人生(チン生?)で唯一輝く瞬間、と言えますね。

思春期を超えるまでは包茎でも不思議じゃない

亀頭と皮が剥がれるようになれば、包茎のおちんちんも皮が剥けるようになります。

でもだからと言って、包茎じゃなくなるわけではありません。

おちんちんが剥ける仕組みとして、思春期を迎えて男性ホルモンが増えることで、おちんちん自身や亀頭が大きくなって皮が剥けて、包茎じゃなくなるんですね。

だから思春期を迎えるまでは、みんな包茎で不思議じゃないんです。

思春期を超えてもおちんちんが皮を被ったままの場合は、包茎と判断してもいいでしょう。

赤ちゃんのときでも治療が必要なのはどんな包茎おちんちん?

基本的に放っておいてOKな赤ちゃんの包茎おちんちん。

でも場合によっては、治療をしなければならない場合もあるんです。

どんなときに治療が必要なのか、しっかり知っておきましょう。

先っぽの穴が小さすぎておしっこが出にくい場合

子どものおちんちんは皮を被った包茎がほとんどです。

亀頭の先っぽまで、すっぽりと皮を被っているので、包皮口と呼ばれる先っぽの穴からおしっこが出るようになっています。

でもこの先っぽの穴が小さすぎると、おしっこが外に出にくくなるので、亀頭と皮の間におしっこが溜まって水風船のように膨らんでしまう場合があります。

成長するにつれて先っぽの穴が拡がって、普通におしっこできるようになるパターンもありますが、ある程度の年齢になってもおしっこが出にくい状態が続くようなら、一度お医者さんに相談してみると良いでしょう。

亀頭包皮炎を何度も繰り返してしまう場合

亀頭やおちんちんの先っぽの皮が炎症を起こしてしまうのが、亀頭包皮炎です。

赤く腫れて痛がったり、膿が出たりすることもあります。

菌が入ることで起こる場合もあれば、洗うときの刺激が原因で起こる場合もあるので、単純に包茎が不潔だから亀頭包皮炎になるとは言い切れないのが難しいところですね。

抗生物質の入った塗り薬などで治療をすれば、すぐに治る場合も多いのですが、この亀頭包皮炎を何度も繰り返してしまうときは、包茎を治すことで改善させます。

子どもの場合は、手術以外にステロイド軟膏を使って包茎を改善させる方法もありますよ。

思春期を過ぎても包茎のままの場合

先にも書きましたが、思春期を迎えると子どものおちんちんは剥け始めます。

つまり思春期を過ぎても皮が剥けない場合は、包茎でほぼ確定なわけですね。

特に引っ張っても皮が剥けない真性包茎や、剥けても締め付けられて痛いカントン包茎の場合は、早めに手術を受けることを検討しても良いでしょう。

まとめ

赤ちゃんのおちんちんは包茎で当たり前なので、心配する必要はありません。

大人と比べて「剥けないなんておかしい!」と思って、ムリヤリ皮を剥こうとするお母さんもいますが、それは赤ちゃんにとって痛いだけ。

それどころか無理に剥いた皮が戻らず、カントン包茎で緊急手術が必要になる場合もあります。

焦らず様子を見ながら、心配な点があったら治療の必要などはお医者さんに相談して、おちんちんを見守ってあげてくださいね!

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