日本では、包茎に悩んで手術を受ける人もいますが、あまり気にせずそのままにしている人もいます。
そのあたりは「個人の自由」に任されているわけですが、お隣の韓国ではその点、事情が違うとのこと。
なんと韓国では「男はみんな、包茎手術を受けるのが当たり前」らしいんです!
日本とあまり距離も違わない韓国ですが、なんで包茎に対する考え方はこんなにも違うのか、調べてみました!
韓国人の男性には「包茎男子」はほとんどいない!
「いやいや、さすがに包茎の男性がほとんどいないなんてのはウソでしょ~」
いくら韓国が「美容整形大国」だからと言って、包茎手術までそんな必須なものではないはず……。
そう考えて調べてみたのですが、驚きの事実が判明しました!
韓国人男性の8割が包茎手術を受けている!
韓国人包茎いない説は正しくて友達の男の人たちはみんな小学生とかもっと小さい頃に手術したって言ってた。くそ痛かったらしいけどとても良いと思う。
— 無職 (@lucky_ikeda_) November 29, 2019
韓国の男性のうち、なんと8割が包茎手術を受けている、とのこと。
しかも思春期を超えて、包茎であることが確定してから手術を受けるのではなく、まだ子どものころ、遅くとも高校卒業までにはほとんどの男性が包茎手術を受けるんだとか。
包茎手術を受けていない2割の男性のうち、放置していてもムケる男性もいるでしょうから、そう考えるとやっぱり韓国では、ほとんどの男性がムケチンだと言えるわけですね。
ちなみにこの「8割」という数字、宗教的な理由で割礼が当然となっているイスラム教徒やユダヤ教徒などが多い国を除くと、ほとんどないような高い割合なんだとか。
韓国で包茎手術が当たり前になったのは「朝鮮戦争」がきっかけ!
韓国では朝鮮戦争を堺に急激に包茎の手術や治療(包皮切除)が行われるようになり、現在ではイスラムやユダヤ人以外の民族では最も高く、韓国男性の10代後半から30歳代まででは8割以上が包茎手術を受けているようです
— houkei-infonet (@HoukeiInfonet) July 29, 2011
ではなぜ、韓国では包茎手術を受けることが当たり前になったのでしょうか?
それはなんと「朝鮮戦争」がきっかけ、という意外な話が出てきました。
朝鮮戦争は、1950年に大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で起こった戦争です。
このとき、韓国側にはアメリカ軍も参戦していたのですが、そのアメリカ軍の影響で包茎手術が流行したんだとか。
アメリカでは当時、医学的に有効とのことで包茎手術が勧められていた事実があります。
もしかしたら一緒に戦っているうちに「ヘイ、包茎手術は受けたほうがグッドだぜ!」なんて会話が、アメリカ兵と韓国兵の間で交わされていたのかもしれませんね。
包茎手術は親が子どもに受けさせるべきものだと考えられている
事実上の割礼文化なんですね。アメリカなんかも多いと聞きました。 RT @hirokazusaaan: 韓国の友達から聞いたんですが、ほとんどの韓国人は子供の時親に騙されて病院に連れて行かれるそうです(^_^;) RT 包茎手術
— 柴尾英令 (@baoh) April 18, 2011
「いや、いくら包茎手術が当たり前だと言っても、子どもが自分から包茎手術を受けに行くか……?」
大人だって、自分のチ○ポの皮が切られると思ったら、ちょっと手術は躊躇しますよね。
実は韓国では、包茎手術は親が子どもに受けさせて当然のものだと考えられているらしく、子どもに包茎手術を受けさせるために、嘘をついて病院に連れて行く、なんてことまでおこなわれているとか……。
なんで韓国の男の人って、幼い時に親に騙され?て包茎手術うけるんだろう🤔🤔ww旦那さんの場合、お母さんにトンカツ食べに行こうって言われてルンルンでついて行ったら、そのまま手術だったみたいww笑っちゃいけないけど強烈すぎる🤣🤣🤣
— 使ってません (@outside2020) February 14, 2020
成長したら親に感謝するエピソードかもしれませんが、子どもの頃は「もう誰も信じられない!」とトラウマになりそうな話ですよね。
なんで韓国ではそんなにも包茎手術が盛んなの?
韓国で包茎手術が当たり前のものになったのは朝鮮戦争がきっかけ、とは先にも説明しましたが、はたしてそれだけでこんなにも包茎手術が盛んになるものでしょうか?
それだったら、第二次世界大戦後にアメリカ人と接する機会がたくさんあった日本でも、同じくらい包茎手術が流行していてもいいんじゃないでしょうか。
韓国では包茎の悪影響が強く信じられている
この話は、時代差・世代差がかなりありそう。
→「包茎手術は1943年に初めて米国の宣教師を通じて韓国に普及した。その間、包茎手術は衛生や性病予防などの理由から医療界が推奨してきた。70年代に入ると包茎手術は「兵役前の必須」と認識された。」— 青 (@blue_osakastyle) May 11, 2021
韓国で包茎手術が当然のものになった理由として、まずは医療業界が包茎の悪影響を広めて包茎手術を受けるように推奨した、という理由があります。
「日本でも同じじゃないの?」と考えるかもしれませんが、日本で包茎手術を受けるようにすすめてきたのは、あくまでも「美容医療業界」であるのが韓国とは違う部分。
実際に病気の治療や手術などをする、権威あるお医者さんに「包茎だと早漏、EDになるし、雑菌が繁殖して病気にもなる!」なんて言われてしまっては、怖くなって「包茎手術を受けなければ!」と考えてしまうのも仕方がない、と言えますね。
韓国では兵役に行く前に包茎を治すのが当然
韓国人はみんな子供の頃に包茎手術するから、セフンもずるむけなんだよなぁと思うと胸熱。兵役があるから手術するんだってさ。
— 𝕞𝕚𝕖 (@uffie_mie) June 23, 2014
日本と韓国の違いとして、韓国には兵役義務が存在する点があります。
18歳以上の男性が対象となり、2年間軍に入隊して兵士として働かなければならないんです。
そしてその兵役のときに、包茎だとイジメられたりバカにされたりするんだとか……。
それもあって、韓国では兵役の対象になる18歳になる前に包茎手術を受ける人が多いんですね。
韓国では包茎手術を受けている男性が多い!
さまざまな理由が重なった結果、韓国では包茎手術を受けている男性が多いことが判明しました。
お隣の国ですが、日本とは違った包茎事情がある、と考えると興味深いものがありますね。
一時期大流行した「韓流ブーム」以降、いまだに韓国のアイドルグループなどが日本でも大人気です。
そんな彼らの活躍を見ながら「この子たちも、包茎手術を受けたのかなぁ……」なんて想像すると、これまでとはちょっと違った親近感が湧くかもしれませんね!