「日本人のほとんどは包茎なんだから、気にしなくていいんだ!」
数多くの包茎男性は、この言葉で救われてきたことでしょう。
でもここで、衝撃の事実をお伝えしなければなりません。
実は包茎だと……性病にかかりやすいんです!
ではなぜ包茎だと性病にかかりやすいのか、その理由をご紹介しましょう……。
皮で覆われた亀頭は弱くて病原菌の侵入を防げない!
以前「包茎は性病にかかりやすい」という話をしたところ、こんな反論を受けたことがあります。
「いや、包茎は包皮という名の鎧をまとっているのと同じなんだから、逆にガードが完璧なはず!だから性病にかかる心配はない!」
……ええ、もし包皮が完全に亀頭の先端まで被っていて、さらに包皮口も完全に密閉されているのであれば、それにも一理あるかもしれませんね。
でも残念ながら、どんなに頑固な包茎の男性でも、どうしても包皮と亀頭の間にはスキマが空いているもの。
包皮口から病原菌が侵入してしまったら、抵抗はできないんですよ……。
亀頭が露出していないため粘膜が弱い
亀頭粘膜の皮膚化大事ですよね。
俺は仮性包茎でサイズも大したことないですが、若い頃垢擦りタオルや台所用スポンジの硬い方などで亀頭を擦って鍛練したおかげで、湿っててもカスは一切出ないです。
亀頭鍛練で男を磨くのは基本だと思います!— gwbrg (@gwbrg1) June 23, 2020
亀頭の粘膜に病原菌が取り付く、これは包茎の男性も、包茎ではない男性も同じです。
でも皮が剥けて亀頭が露出している男性は、常日頃から下着などで亀頭の粘膜が鍛えられて厚くなっています。
その点、包茎の男性は亀頭の粘膜が鍛えられずに薄いため、粘膜が傷付きやすく性病に感染しやすくなってしまうんですよ。
さらに言えば、亀頭を覆っている包皮のほう、こちらも亀頭に触れている内側が同じく刺激に弱くて傷付きやすいので、こちらも病原菌の影響を受ける場合があるんです。
包皮に覆われていて湿気が高く病原菌が増殖しやすい
今朝した性病検査の結果の話で少し思い出したけど、包茎は皮の中の粘膜部分の湿気で、真菌が超元気になるから性病が重篤化し易いんよな。
泌尿器科の先生も、包茎手術した方が性病のリスク下がるって言ってたぞ?
でも、クラミジアとか雑菌入って膀胱炎とかには、どう足搔いてもなっちゃうけどな(笑— はち@ななはちチャンネル (@8akanyan8) September 3, 2018
包茎の男性ならば自分自身が一番知っているかもしれませんが、皮に覆われた亀頭部分は蒸れやすくなっています。
夏場なんてジメジメと湿気が高くなってしまい、一日過ごしてから夜に皮を剥くと、むわっとした熱気と悪臭を感じた経験があるのではないでしょうか?
「臭いなぁ」なんて、のんきなことを言っている場合ではありません。
この悪臭は、包茎の内側で雑菌がたっぷりと繁殖してしまったために発生しているものなんです。
ジメジメとした湿気の高い包皮の内側は、菌が増えるには格好の環境となっているんですよ!
今説明したパターンは、あくまでも雑菌で悪臭の原因となる場合ですから、まだマシとも言えます(もちろん女の子にはイヤがられますので、問題ないとは言えませんけど)。
問題なのは、性病の原因となる病原菌が入り込んでしまった場合。
もちろん雑菌と同じく、病原菌の増殖にも包皮の内側は最適の環境なんです。
だから本来は感染しないレベルの少量の病原菌が入り込んだ場合でも、菌が増殖して性病感染!ってことになっちゃうわけです。
セックス直後にシャワーを浴びても病原菌を排除しきれない
性行為終わったあと
特に男性はなるべく早くトイレで菌を排出してさらにシャワーで流せば性病持ちの人としても感染しないことが結構あること知らない人多すぎるよね
女性のが尿道が短いから男性よりも効果は低いかもだけどゴロゴロベタベタしてないではやくトイレに行ってシャワー浴びよ— 無糖ちゃん (@mutouchan3) November 1, 2021
セックスをしてペニスに性病の原因となる病原菌が付着した場合でも、直後にシャワーを浴びて洗い流すことで性病の発症を防げる場合があります。
尿道内に入り込む場合もあるので100%とは言えませんが、何もしないよりはマシでしょう。
このとき、ズル剥けであれば洗った時に病原菌を洗い流しやすいのは、誰でもわかる理屈ですよね。
ただしこれが包茎の場合は、洗ったつもりでも洗いきれていなくて、病原菌が残ってしまっている可能性が否定できないんです。
もし病原菌が残ってしまえば、あとは包茎の内側で増殖するわけですから……結果は言わなくてもわかりますよね?
包茎だと性病以外にも病気リスクが高い!
包茎が原因で発症するのは、性病だけではありません。
他にも複数の病気のリスクがあるんです。
尿道炎になる可能性が上がる
病院空いてないという自体
彼女は別に症状ないのと
僕も少し痛むだけなので
性病ではなく尿道炎の可能性。
とりあえず包茎のせいでちんちん痛い思いさせられた。 https://t.co/dt6ragJZzp— 赤飯@学生トレーダーI have 内定 (@AKAMESHISekihan) December 28, 2018
尿道に大腸菌などの雑菌が入り込んで発症するのが、尿道炎です。
尿道炎になるとペニスがムズムズとかゆくなったり、痛くなったり。
特におしっこのときには、尿道に棒を突っ込まれているかのような痛さを感じることもあるんです。
想像するだけで、アソコがムズムズしちゃいませんか?
さらにひどくなると、尿道から膿が出てくる場合も……。
性病ではないとは言っても、かなりキツイ思いをすることになります。
亀頭包皮炎を繰り返して苦しむ場合も
わしはこれから眠りにつくが、中年男性の諸君よ。またはまだ若い衆よ。一応きいておくのだ。
仮性包茎であることは全く問題ないが、仮性包茎で亀頭包皮炎または包皮炎の発症と治癒を繰り返していると包皮が肥厚したり硬くなったりして、いつの間にか真性包茎になることがある。
— みやもと春九堂@5G (@Shun9do) February 14, 2019
包茎の人が特にかかりやすいのが、亀頭包皮炎です。
こちらも包皮と亀頭の隙間で雑菌などが繁殖して起こる病気で、亀頭と包皮が赤く腫れたり、ヒリヒリと痛んだりします。
症状が悪化すると、膿が出たり、包皮が縦に裂けるなんて、想像するだけで痛い状態にも……。
さらに亀頭包皮炎を繰り返すと、包皮がカチカチに固くなってしまったり、亀頭と完全にくっついて離れなくなってしまったりと、包茎自体も悪化しちゃうんですよ。
まとめ
包茎の男性は、ズル剥けの男性に比べて圧倒的にさまざまな病気のリスクが高くなる、残念ながらそれが現実です。
コンドームを常に使う、セックスの前後には徹底的に皮を剥いて洗うなど、対策もできなくはありませんが、面倒ですしせっかくのラブラブムードもだいなしになっちゃいますよね。
病気のリスクを軽減して、ラブラブムードを大事にするためにも、包茎治療を検討してみてはいかがでしょうか。