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![]() TOP 回答者 | 泌尿器科看護師 佐伯優菜 包茎手術のオペナースとして10人以上のドクターの手術介助につく。包茎手術カウンセリングも行いながら、より患者に近い立場から包茎手術のリアルを発信中。オペについた患者数400人以上。 |
カントン包茎の人は亀頭直下埋没法で包茎手術できないことがあります。
おっしゃる通り亀頭直下埋没法は、亀頭の真下に沿うように縫い合わせていくので傷跡が目立ちにくいのが最大の特徴です。
ところが、カントン包茎や真性包茎の人は亀頭直下で手術できないことがあるんです。
カントン包茎や真性包茎の人は、ただ単に包皮が長いだけではなくて狭窄といって砂時計のように包皮にくびれがあって、締め付けのある部分が存在します。
ほうけいを解消するには必ずペニス中ほどにあるこのくびれ部分を切り取らなければいけないのですが、そこからさらに亀頭直下まで切り取るとなると、包皮が切りすぎになることがあるのです。
切りすぎになると当然包茎手術後に包皮が足らなくなってしまうのでそうするわけにはいきません。
それで亀頭直下よりもさらに数ミリ下の部分で傷跡を作るしかなくなります。
結果、亀頭直下に傷跡は作れなくなるというわけです。
ちょっと言葉だと説明が難しいんで、絵にかいて説明したいなー笑
カントン包茎の人全員ができないというわけではなくて、余っている包皮の量や、狭窄の位置によってできる人とできない人がいるので、こればっかりは経験豊富な包茎手術の医師にチェックしてもらうしかありません。
医師によって見立てが違うことも結構あるので、複数のクリニックへカウンセリングに行くことを勧めます。